その様なプリントを専門用語では『クラッキングプリント』と言います。
元々は綺麗にプリントされたプリントが経年劣化で生じてしまうクラック(ひび割れ)をあえて味として表現するプリント方法となります。
一般的にはスクリーンプリントの特殊技法として行われる手法で、クラッキングしていないデザインでプリントを行った上で、
通常よりもインクを乾燥させ、引っ張ったりして、あえて痛ませてボロボロ感を演出します
※当店ではスクリーンプリントでのクラッキングプリントは行っておりません。
※クラッキングをデザインとして行ったデータをプリントするは可能ですが、本格的なクラッキングプリントに比べるとニュアンスは出ないものとなります。
ダイレクトFCプリントでは出来るか?
ダイレクトFCプリントでも、本格的なクラッキングプリントは出来ないものとなります。
なので、ここでは「クラッキングをデザインとして行ったデータ」をプリントした際の仕上がりイメージを見ていきます。
デザインとしてクラッキングを表現したデータは以下となります。

実際の仕上がりはコチラ
パッと見は何となく良い感じに見えます。


ただ拡大してみると、


あくまでデザインとしてクラッキング風なデザインを生地の上にプリントしているだけなので、クラッキングプリント特有のボロボロ感が出ずに表面は綺麗な仕上がりとなってしまいます。
結論:あくまで『クラッキング風』で楽しむには〇
アパレルとして本格的な風合いを求めるなら、クラッキングプリントを行ってくれるお店にお任せする方が良いかと思います。
